環境への取組み

太陽光発電・太陽熱給湯設備

医療法人十善会では、地球温暖化防止に対する取り組む姿勢を明らかにし、当病院を訪れる患者様、近隣住民の皆様、病院職員に環境問題への意識高揚をはかり、自然と共生し環境を守っていくために太陽光発電システム・太陽熱給湯システムのプロジェクトを進めております。

それは未来の地球を見つめた十善会のメッセージでもあります。

第一期太陽光設備完成(平成17年度)

医療法人十善会では、自然と共生し環境を守っていくために太陽光発電システム(200Kw)のプロジェクトを進めてきましたが、平成18年3月15日に完成し、4月1日より運転開始しております。

けんなん病院では、独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」との共同研究のもと、「太陽光発電新技術等フィールドテスト事業」における太陽光発電設備システム(200Kw)を医療・福祉関係では国内最大規模で設置しました。当病院の屋上に1,500枚の太陽光発電パネルを設置(パネル1枚で134ワットの発電量)、年間使用量の10%をまかなう計算です。

日々の発電状況は院内に設置しました表示装置で日射量(w/m2)・発電電力(kw)・発電電力量(kwh)などリアルタイムの数値を表示しています。200kwの太陽光発電システムにより年間50,000リットルの石油が節約・二酸化炭素の排出量も約38,000kg削減できます。

近年、二酸化炭素排出にともなう地球温暖化、化石燃焼に起因する酸性雨により森林や湖沼の被害多発、化石エネルギーの枯渇など「エネルギー」と「環境」に関する問題が地球規模で深刻化しています。有限であるエネルギーの確保、環境問題の対応策として、太陽エネルギーを利用する太陽光発電により、わずかながらも環境問題に貢献できる事は医療法人十善会の喜びであり、今後も積極的に取り組んでいく所存です。

第二期太陽光設備完成(平成25年度)

医療法人十善会では、自然と共生し環境を守っていくために太陽光発電システム(200kW)のプロジェクトを進めてきましたが、平成26年2月10日に完成し運転を開始しております。

県南病院では、一般社団法人新エネルギー導入促進協議会の「地域再生可能エネルギー発電システム等導入促進対策事業」による太陽光発電設備システム(200kW)を新たに設置しました。当病院の屋上に816枚の太陽光発電パネル(パネル1枚あたり250Wの発電量)を設置し、当院年間消費電力の約10%を賄う規模となります。

日々の発電状況は院内に設置しました表示装置で発電電力(kW)・発電電力量(kWh)などリアルタイムの数値を表示しています。200kWの太陽光発電システムにより年間50,000リットルの石油を節約でき、二酸化炭素の排出量も約38,000kg削減できます。

近年、二酸化炭素排出にともなう地球温暖化、化石燃焼に起因する酸性雨により森林や湖沼の被害多発、化石エネルギーの枯渇など「エネルギー」と「環境」に関する問題が地球規模で深刻化しています。有限であるエネルギーの確保、環境問題の対応策として、太陽エネルギーを利用する太陽光発電により、わずかながらも環境問題に貢献できる事は医療法人十善会の喜びであり、今後も積極的に取り組んでいく所存です。

太陽熱給湯設備

一般社団法人新エネルギー導入促進協議会の「地域新エネルギー等導入促進事業」にて平成23年2月に太陽熱給湯が完成しました。

282台もの平板形集熱器(パネルの有効集熱面積538m2)を屋上設置し、太陽熱で得られたエネルギーは当施設内で利用し給湯負荷の約48%を賄えます。さらにCO2削減量は年間178,000Kgにもなります。

日々の運転状況を表示機により蓄熱槽温度、積算集熱量、積算CO2削減量を表示するモニターも設置されています。

ボイラーの燃焼時間を短くでき、CO2の発生を大幅に抑え、患者様の入浴や洗顔など入院環境改善に大いに貢献しています。